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ナノデバイス研究室 平栗 健二 教授

電子デバイス電子情報システム

ダイヤモンド、DLC炭素膜、
ナノシリコンのデバイス製造

 この研究室では、半導体の性質を持つ炭素やシリコン材料の合成とそれを基にしたデバイス(装置)に関する3テーマの研究を行っています。手作りで材料を作製するので、常に新しい発見があります。(1)ダイヤモンドは、工業的に大変価値があり人工的に作り出す方法を研究しています。特に、金属に作製する方法の開発をしています。
(2)DLC(Diamond-like carbon)膜は高硬度、耐食性、耐磨耗性などのダイヤモンドに似た優れた特性を有している炭素系材料であり、工業材料や医療材料などに活用が期待されています。(3)ナノシリコンは、シリコン原子をナノスケールの集合体にした材料です。このスケールにすると、可視領域で発光するため、テレビに代表される映像装置や細胞の動きを観察する材料として多方面での応用が期待されています。全ての大学院生が、国内学会や国際会議で自ら得た優れた研究成果を発表しており、多くの表彰を受けています。また、特許の取得も学生が中心に出願書類を作成し、実現しています。

平栗 健二 教授

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電界発光電子デバイス

ダイヤモンド状炭素膜の人工心臓へのコーティング

人工合成ダイヤモンドの電子顕微鏡写真

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