
東京電機大学 工学部 電気電子工学科
NEWS
令和8年3月19日に電気電子工学科卒業式ならびに電気電子工学専攻修了式が執り行われました。
卒業生と修了生のうち、優れた成績を修めた学生には表彰状が授与されました。

専攻主任特別賞 上村皇介さん

専攻主任特別賞 河野匠馬さん

専攻主任特別賞 小山拓海さん

専攻主任特別賞 柳田夏花さん

総代および学長賞 服部碧さん

(右)学部長賞 山口透さん
(左)学科長特別賞 池田哲広さん

電気学会東京支部電気学術女性活動奨励賞 新川佳恵さん

電気学会東京支部電気学術奨励賞 國島魁留さん

電気学会東京支部電気学術奨励賞 長瀨優菜さん
電気電子工学科の特長
新しい視点から電気電子工学をとらえ最先端技術を体系的に学べます。

学科の目的と理念
電力・電気機器、電子情報システム、電子デバイスの3分野にわたる学びを展開し、産業界で広く活躍できる即戦力な技術者を育成します。「環境・エネルギー」「人」「新機能デバイス」といった新しい視点で電気電子工学分野をとらえた独自の研究教育が行われる中、各自の興味に応じた科目を選択しながら最先端技術を体系的に学べます。変わりゆく時代の流れにも柔軟に対応できる人材となるよう、福祉等を含め人間の幸せそのものについて思いを巡らせることのできる、高い人間力を培うことも重視します。
学びのポイント

Ⅰ. 体験学習
基礎科目、専門科目、共通科目を通して、快適で安全な人間の生活環境を支える幅広い電気電子工学の分野について、基礎と先端技術を体系的に学べます。特にワークショップ、実験、演習、ゼミナールを通して創造力、実践力、実務能力を養うことを重視しています。

Ⅱ. コミュニケーション能力
専門科目だけでなく、アカデミックプレゼンテーションや卒業研究など発表の機会を設けています。これにより専門分野における課題解決能力とともに、自己表現のできるコミュニケーションとプレゼンテーションの能力が身に付きます。なお、国際的に通用する専門技術者養成の教育プログラムとして本コースの教育は日本技術者教育認定機構(JABEE)より認定されています。

Ⅲ. 自由選択
広範で奥が深い電気電子工学の分野を、学問・産業分野に沿って効果的に学ぶために、3つの教育分野を用意しました。これらの分野の内容を参照して、各自の興味や夢に合わせて自由に科目を選択することができます。幅広い知識をバランス良く学び総合的な力をつけることも、一つの分野を集中的に学び専門性を高めることも可能です。
専門フィールド
今後さらなる発展が予想される、3つの分野を設定しています。


エネルギーの創成・有効利用と
地球環境の問題を、
電気電子技術を駆使して
解決することを目指す分野。
- 環境エネルギー
- 電気システム制御
- スマートグリッド
- ハイブリッドカー
- ベアリングレスモーター
- 高電圧・大電力
- 電気鉄道


「人」が快適で豊かな生活を
安心して送るために
必要な電気電子技術分野。
- 脳型コンピュータ
- AI
- 介護・ヘルスケア
- 医療用電子システム
- スマートシステム
- 光電融合回路


次世代エレクトロニクス産業を
根底から支える
高機能電子デバイスの開発と
応用技術を開拓する分野。
- 半導体
- ナノデバイス
- プラズマプロセス
- 機能性電子材料
- シリコン量子機能性素子
- 2次元電子・光材料
研究室紹介
専門フィールド
電力・電気機器
電子情報システム
電子デバイス

学習システム研究室

安達 雅春 教授
Prof. ADACHI. MASAHARU
生物の脳の働きにヒントを得た情報処理の研究
当研究室では、生物の脳の働きに着想を得た情報処理を多角的に研究しています。具体的には、結果の良し悪しのみが与えられる状況でのコンピュータの学習手法や、生体に近く効率的な記憶の保存・読み出し方法の開発に取り組んでいます。また、機能的近赤外分光装置を用いて視覚・運動・思考中の人間の脳活動を計測し、そこから得られる情報処理の知見を活かしてコンピュータの学習手法の向上を目指しています。
電子情報システム

医用電子回路研究室

植野 彰規 教授
Prof. UENO. AKINORI
ヒトに優しいマン−マシンインタフェースの研究と開発
当研究室では、ヒトと機械を繋ぐマン・マシンインタフェースの高機能・高知能化を目指し、親和性の高い技術開発と基礎研究を行っています。現在、企業や医療機関と連携し、生体信号のスマートセンシングによる医療・福祉への応用や、車載を視野に入れた眠気センシングによる事故防止、および眠気の定量化という2つの主要テーマに取り組んでいます。これらの研究を通じ、安全で快適な社会の実現に貢献することを目指しています。
電子情報システム

ハイパワー工学研究室

腰塚 正 教授
Prof. KOSHIZUKA. TADASHI
電流遮断現象の研究
当研究室では、変化するエネルギーシステムにおいて重要な、変電所用大型ブレーカの電流遮断に伴うアーク現象や回路過渡現象について研究しています。高速流体中のアーク放電には未解明な点が多く、具体的にはTRV計測の不確かさを議論するために零点を明確にする研究や、電流遮断時に大きく関係する変圧器の高周波特性を解明する研究に取り組んでいます。世界的にも注目されるこれらの研究成果を広く発信していきます。
電力・電気機器
電子情報システム

フォトニック集積システム研究室

肥後 昭男 特別専任准教授
Assoc. Prof.. HIGO. AKIO
シリコンフォトニックNEMS/MEMS集積回路の設計
シリコンフォトニクス集積回路、ナノマイクロスケールの電気機械システム(NEMS/MEMS)を融合した新しい光集積回路の研究をしていきます。AI、次世代フォトニックネットワーク、光電融合回路や光コンピューティングなど最先端のシステムへの展開を目指していきます。
電子情報システム

先端ベアリングレスモーター駆動システム研究室

杉元 紘也 教授
Prof. SUGIMOTO. HIROYA
未来社会を切り拓く革新的モータの研究
世界唯一の革新的ベアリングレスモータ技術で最強のモータを創出します。また、高効率ベアリングレスモータと低損失アルミニウム巻線技術の融合により、EVや電動航空機、月面基地用超高性能モータの研究開発を行っています。
電力・電気機器

知能システム研究室

日高 浩一 教授
Prof. HIDAKA. KOICHI
画像情報を利用した移動体の運動制御に関する研究
当研究室では、カメラの画像情報を活用し、自動車やAGVなど移動体の位置・姿勢計測および運動制御を研究しています。目的は、障害物などの予期せぬ事態にも対応できる、未知環境下での柔軟な制御手法の開発です。その実現のため、画像による状況判断と回避動作の生成、ビジュアルフィードバック制御のモデリング、熟練者の視線モデルの検討に取り組んでおり、災害現場等で活躍する無人機械への応用を目指しています。
電子情報システム

ナノデバイス研究室

平栗 健二 教授
Prof. HIRAKURI. KENJI
ダイヤモンド、DLC炭素膜、ナノシリコンのデバイス製造
当研究室では、半導体特性を持つ炭素やシリコン材料の合成とデバイス応用に関する3テーマを研究しています。具体的には、工業的価値の高い人工ダイヤモンドの金属上への作製、優れた特性で工業・医療分野に期待されるDLC膜の開発、発光特性を持ち映像装置や細胞観察に応用可能なナノシリコンの作製です。さらに、大学院生が国内外の学会発表で多数の表彰を受け、特許出願も主導するなど、活発に成果を発信しています。
電子デバイス
電子情報システム

先端マテリアルデバイス研究室

森山 悟士 教授
Prof. MORIYAMA. SATOSHI
最先端電子材料による新機能デバイスの創製
当研究室では、2次元原子層薄膜と最先端シリコン量子機能素子の計測・制御を通じ、量子コンピュータなど新機能エレクトロニクスの基盤技術や高性能デバイスの開発を推進しています。具体的には、グラフェン等の多様な2次元原子膜を積層した人工原子層を創製し、新しい電子・光デバイスやメモリの実現を目指す研究と、トンネル電界効果トランジスタを用いたシリコン量子機能素子の高温動作や集積化に向けた研究を行っています。
電子デバイス
電子情報システム

電気システム制御研究室

吉田 俊哉 教授
Prof. YOSHIDA. TOSHIYA
センサレス磁気軸受に関する研究
当研究室では、磁力でモータの軸を浮上させ、超高速回転と高効率化を実現する「磁気軸受」の研究を行っています。従来の磁気軸受は、超高精度なセンサや制御装置が必要で設備が大掛かりになる課題がありました。これを解消する「センサレス磁気軸受制御」は、これまで安定性に問題があり未実用化でしたが、当研究室はこの問題を解決する新しい制御回路を開発し、産業界での実用化に目処をつけました。
電力・電気機器
電子情報システム

プラズマプロセス研究室

金杉 和弥 准教授
Assoc. Prof. KANASUGI. KAZUYA
プラズマプロセスを利用した新素材の創出とデバイス応用
光輝くプラズマは、固体、液体、気体に続く物質の第4の状態であり、非常に大きなエネルギーを有しています。そのため、半導体デバイス製造を中心に広い分野でプラズマプロセスが応用されています。この研究室では、様々な環境で人工的にプラズマを生成し、各種基材に対して表面改質や薄膜コーティングなどを行うことで、新素材の創出とデバイス応用を目指しています。
電子デバイス
電子情報システム

パワーエレクトロニクス研究室

佐藤 大記 准教授
Assoc. Prof. SATOU. DAIKI
省エネを支える身近な技術”パワエレ”
パワーエレクトロニクスは、電気自動車や電車などの大きなものから、スマホや家電などの小さなものまで、電気で動くものに広く使われている「電気を変換する技術」です。当研究室では、電池管理システム・液体浸漬冷却・ワイヤレス電力伝送・機械学習などをキーワードとして、2050年カーボンニュートラル実現に“パワエレ”で貢献することを目指し、日々楽しく研究しています。
電力・電気機器

交通電気工学研究室

渡邉 翔一郎 准教授
Assoc. Prof. WATANABE. SHOICHIRO
理論と実験を通じた交通システムの電気制御技術の研究
当研究室では「理論と実験、そして産業応用へ!」を掲げ、電気鉄道を中心とした交通システムの効率的な電気制御技術を研究しています。理論面ではシミュレーションを用いて電車の省エネルギー運転パターンを解析し、実験面では自転車から実際の鉄道車両まで幅広い模擬・試運転を実施しています。さらに、研究成果の実用化を目指し、他大学や企業、鉄道事業者等との共同研究による産業応用も積極的に進めています。
電力・電気機器

日髙 邦彦 客員教授
V. Prof. HIDAKA. KUNIHIKO

鎌田 憲嗣 講師
Lect. KAMATA. NORITSUGU
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小出 明 助教
Assist. Prof. KOIDE. AKIRA
進路・就職実績
卒業生は多様な分野で活躍しています。
最新の進路状況や主な就職先をご紹介します。

電力会社
東京電力ホールディングス
中部電力・東北電力など

鉄道(旅客輸送・インフラ)
JR東日本・JR東海・
JR西日本など

自動車・輸送機器
トヨタ自動車・日産自動車・
本田技研工業など

総合電機・重電
日立製作所・三菱電機・
東芝など

エレクトロニクス
ソニー・京セラ・キヤノンなど

情報・システム(IT・SI)
富士通・NTTデータ・NECなど

設備工事・エンジニアリング
関電工・きんでん・
鹿島建設など

公務員・大学院進学
国家・地方公務員
本学・他大学大学院

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